野球肩(リトルリーガーショルダー)
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野球肩(リトルリーガーショルダー)の症状
野球肩(リトルリーガーショルダー)は、投球動作時に肩に痛みや違和感などを伴い、思ったようにボールが投げられない様な状態で、投球を障害する肩の病変状態をいいます。 投球時の痛みは野球肩が代表的ですが、バレーボールのアタックやハンドボールの投球やテニスのサーブ、スマッシュなどでも同様の障害が発生し、これらも広い意味で野球肩と呼んだりします。
野球肩(リトルリーガーショルダー)の原因
投球動作のオーバーユース(使いずぎ)が発症の原因といわれていますが、投球動作は上半身と下半身との体全体で生み出されるエネルギーを指からボールへ伝達する運動であるため、 フォームの崩れや技術不足によって肩に大きな負担をかけてしまいます。 このような間違った使用や間違った癖なども原因と考えられます。
トップポジションでの体幹の捻り、肩甲骨動きが悪くなると、肘が肩甲平面より大きく後方へ引かれます。 この様な状態が継続すると投球障害肩を発症する要因になります。
肩自体には問題がない場合でも、前腕の内側の捻りや股関節の動きが制限されることで、トップポジションから腕を伸ばした状態、そこからフォロースルーで肩甲上腕関節に過度なな運動を強いるようになり、これもまた野球肩の原因になります。 野球肩の多くは、関節や筋肉の硬さが問題になることが多いですが、 反対に肩甲上腕関節の過柔軟性や不安定性が原因の場合もあります。