関節捻挫
- 足首を捻り、歩くと痛みがある
- 立っているだけでも痛みがある
- 正座やしゃがむだけでも痛みがある
- 痛めたところの腫れが引かない
- 腫れはひいたのに痛みが続いている
関節捻挫の症状
捻挫をすると、靱帯が炎症を起こす為、痛みが発生します。捻挫の症状は痛みだけではなく、関節の機能低下も含みます。捻挫を経験した人ならばわかると思いますが、足首の捻挫では歩くときの「足を地面につけて、離す」という動作に支障をきたします。手首の捻挫では食事の際の箸や勉強中の鉛筆を持って動かすことなどでも痛みが発生します。捻挫したところは、炎症の影響もあり、腫れてしまうことが多く、靴や袖が入らなくなることも少なくありません。
関節捻挫の原因
捻挫は、手首または足首の関節が開いた状態で強い力が掛かることを原因として発生します。このときに捻挫を招く原因となるのが自分の体重です。足首や手首は、自分の体重をある程度支えられる強さをもっていますが、関節が開いた状態になっていると支えられる重量は低下します。何かの拍子で開いた関節に自分の体重が掛かって、関節が限界以上に開くことによって靱帯が損傷して捻挫を発症します。
関節捻挫の治療
治療の際には、「RICE」に則って患部を冷やし心臓よりも高い位置に上げた後、テーピングや包帯で固定して完治するまで関節への負担を抑えるのが基本となります。靱帯に起こっている炎症の度合いが強い場合は軽く冷やして痛みを鎮めるようにします。
捻挫の予防は、それぞれのスポーツの正しいフォームを身体に覚えこませることが重要です。なぜなら、自己流のフォームで無理な体勢になっているところに体重が掛かることが捻挫の主な原因となるからです。